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【書籍出版のお知らせ】AI時代を「問う力」で切りひらく、新しい思考法。編集工学研究所 代表・安藤昭子著書『問いの編集力』9月20日(金)発売

落合陽一氏、佐渡島庸平氏 推薦!「問い」の発生を紐解き思考の主導権を取り戻す、編集工学にもとづく知的創造のプロセス

 

 

編集工学研究所(本社:東京都世田谷区)の代表取締役社長・安藤昭子による書籍『問いの編集力 思考の「はじまり」を探究する』が9月20日(金)にディスカヴァー・トゥエンティワン社より発売されます。

 

◆『問いの編集力』ご購入はこちら

 

著者 安藤昭子コメント「問うことは人間に残された知性の砦」  

AIが首尾よく「答え」を用意してくれる時代にあって、「問う」ことは人間に残された知性の砦になると思います。また先行きが見えにくい世界で自ら進むべき道筋を切り開くには、「問う力」が何よりの先鋒になるはずです。

こうした背景の中、学校でも会社でも今「いかに問うか」ということが切実な課題になっていますが、「答える力」の鍛錬に比べて「問う力」の開発は、実は手つかずなままにあると言えます。「答え」よりも「問い」のメカニズムを解明するほうが、ずっと難しいという事情もあるでしょう。

その人だけに「内発する問い」は、どうすると生まれてくるのか。問いの発生現場の謎を編集工学を手すりに探ってみようと思いました。本来誰もが携えている「問う力」を、同じく誰もに備わっている「編集力」で呼び覚まそうとするのが、本書の試みです。

「問いの編集力」は、大量の情報が濁流のごとく溢れる世界の中で自らの進路を決める力強いオールになります。その確かな感触を、たくさんの方々と共有できたら嬉しく思います。

安藤昭子

 

書籍概要

落合陽一氏 佐渡島庸平氏 推薦! 

AIが「答え」を出す時代に思考の主導権を取り戻す

 

私は私でなく、私でなくもない、 

そんな言葉が響く編集の洞穴の入り口である。

――落合陽一氏

 

“「問う」ということはつまり、「いつもの私」の中にはないものに出会うこと、 

その未知との遭遇の驚きを自分に向けて表明することだと言っていい” 

本文中にあったこの一文。ここに、編集の真髄を感じた。

――佐渡島庸平氏

 

本書は、編集工学を手すりに「問い」の発生現場の謎を探る一冊。

学校教育では探究学習が浸透し、 ビジネスの現場でも自立型人材の重要性が高まり、課題解決力よりも課題発見力が求められるようになった。 一方で、これまで「答え方」は練習してきたが、「問い方」は学んでこなかった、と戸惑う声も多く聞かれるようになっている。

 

「問う力」が必要であることは多くの人が共有し始めているのに、肝心な「問い方」がわからない。 

なぜ「問う」ことは難しいのか?「問い」はどこからどうやって生まれてくるのか?本書では、 問いが生まれるプロセスを4つのフェーズで考えていく。 

 

1.「問い」の土壌をほぐす:Loosening(第1章) 

2.「問い」のタネを集める:Remixing(第2章) 

3.「問い」を発芽させる:Emerging(第3章) 

4.「問い」が結像する:Discovering(第4章) 

 

「問い」こそが本質を見抜き、世界を動かす時代。誰もが備え持つ「編集力」をもとに、「内発する問い」を生み出す力を身につけよう。 

 

目次

はじめに —なぜ「問い」を「問う」のか

第1章 「問い」の土壌をほぐす:Loosening 

 「私」から自由になる —内面の準備

 インターフェイスを柔らかく —接面の準備

 縁側が必要だ —境界の準備

第2章 「問い」のタネを集める:Remixing 

 見方が変われば、世界が変わる —意味の発見

 情報は多面的 —視点の切り替え

 偶然を必然に —異質の取り込み

第3章 「問い」を発芽させる:Emerging 

 見えない壁に穴をあける —未知との遭遇

 無数の世界に誘われる —触発装置としての書物

 リンキングネットワークの拡張へ —関係の発見

第4章 「問い」が結像する:Discovering

 アンラーンの探索 —世界の再解釈 

 他にありえたかもしれない世界 —内発する問い

 仮説で突破する —新たな文脈へ

第5章 「内発する問い」が世界を動かす

 「問う」とはつまり何をしていることなのか

 世界像が変容する —ベイトソンの「学習Ⅲ」へ

 暴走する世界の中で

おわりに —「問う人」として

 

著者プロフィール

 

安藤昭子(あんどう・あきこ)
編集工学研究所・代表取締役社長。出版社で書籍編集や事業開発に従事した後、「イシス編集学校」にて松岡正剛に師事、「編集」の意味を大幅に捉え直す。 
これがきっかけとなり、2010年に編集工学研究所に入社。2021年に代表取締役社長に就任。

企業の人材・組織開発や理念・ヴィジョン設計、教育プログラム開発や図書空間プロデュースなど、多領域にわたる課題解決や価値創造の方法を「編集工学」を用いて開発・支援している。

「Hyper-EditingPlatform[AIDA]」プロデューサー、丸善雄松堂株式会社取締役。

著書に『才能をひらく編集工学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、共著に『探究型読書』(クロスメディア・パブリッシング)など。

 

書籍情報

『問いの編集力 思考の「はじまり」を探究する』

著者:安藤昭子

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

発売日:2024/9/20

定価:本体 ¥2,090(税込)

ISBN-10:4799330934
ISBN-13:978-4799330937

 

 

 

「問いの編集力」を応用した編集工学研究所のサービス

編集工学研究所では、「問いの編集力」メソッドを応用してさまざまなサービスをご提供しております。

 

(1)社会人向けリベラルアーツ塾「Hyper-Editing Platform [AIDA]」

Hyper-Editing Platform[AIDA]は、自ら道を切り拓くリーダー達が、分野を超えて新たな社会像を構想していく「超編集プラットフォーム」です。多士済々の異才・哲人・達人と共に、問いや思索や対話を通してそれぞれの世界像を更新していきながら、21世紀を牽引する知を創発していきます。

 

(2)問いと本で対話をおこす、毎月更新の一畳ライブラリー「ほんのれん」

ほんのれん」は、本を使って「問い」について考える、新しい学びとコミュニケーションのツールです。身近な問いについて本を読みながら対話することで、ふだんの会話とは質の異なる交流が生まれます。組織の思考力やイノベーション力の基盤を養成するメソッドとして、ワークショップや研修も好評です。

 

(3)「編集術」を学ぶオンラインの学校「イシス編集学校」

イシス編集学校は、インターネット上で「編集術」を学べる学校として2000年に開校しました。10代から80代まで、さまざまな学び手が正解のない問いに向かう方法を学び続けています。2024年からは各界の有識者9人がアドバイザリーボード・メンバー「ISIS co-mission」として参加し、学校の運営や活動に協力・助言しています。

 

取材のお申し込みについて

『問いの編集力』に関する取材を希望される方は、以下へご連絡ください。

株式会社編集工学研究所 広報担当 info@eel.co.jp

 

プレスリリースに関するお問い合わせ先

株式会社編集工学研究所 info@eel.co.jp

〒156-0044 東京都世田谷区赤堤 2-15-3

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