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ほんのれん旬感ノートvol.24「『新しい』はどこから生まれる?」

編集工学研究所と丸善雄松堂が提供する更新型ライブラリー、ほんのれん 広島県イノベーション・ハブ・ひろしまCampsポーラヒューマンリンク株式会社など、導入いただいた団体に、毎月「旬な問い」と「5冊の本」「旬感ノート」などをセットにしてお届けしています。   編集工学研究所のメンバー仁禮洋子、山本春奈らが「ほんのれん編集部」として、毎月「旬感ノート」の編集制作を担当。さらにPodcastでは「ほんのれんラジオ」を配信。ニュースサイト、Business Insider Japanでの連載、スマートニュース+での連載などでも発信しています。  

「新しい」はどこから生まれる?

vol.2420253月)の問いは、「新しい」はどこから生まれる?です。
 

今月のEditor’s Note

「未来」は「本来」から スーパーやコンビニに行くたびに新商品がズラリ。数年前にはシン・ゴジラ、シン・ウルトラマンなどの「シン」ブームもあった。みんな「新しさ」でしのぎを削っている。でも「新しい」をつくるって、限られた才能だけに許された仕事なのだろうか?いや、そんなはずはない。 スティーブ・ジョブズにこんな言葉がある。「ピカソは優れた芸術家は模倣(copy し、偉大な芸術家は盗む(stealと言った。だから僕たちは、偉大なアイデアを盗む(steal)ことに関して、恥じることはなかった」。MaciPhoneもゼロからの創造ではなく、先行するアイデアを徹底的に掘り下げ、それを解体しながら組み上げ直すことで生まれたのだ。 『「新しさ」の日本思想史』によると、日本で「新」が価値になるのは文化や技術が急速に発展した江戸時代からだそうだ。それまでは長らく本家・本元・本流を意味する「本」の方が重視されていた。「新しさ」が求められ続ける現代社会では、逆に「本来」に戻ってみることが「未来」をつくるヒントになるかもしれない。 周囲を観察していくと、あらゆるモノはイノベーションの歴史の中にあると感じるはず。旬感本を片手に次のイノベー ションの兆しを見つけてみて。 (編集長・仁禮洋子)  

今月の旬感本5

「疲れてちゃダメ? 」を考える手すりとして選んだ、5冊の旬感本はこちら。
 

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