• roots
  • concept
  • creation
  • education

広島県で「未来をつなぐ10の問い」プロジェクトをキックオフしました

2021年10月、 広島で「問い」を編集するプロジェクトがスタートしました。その名も「広島から考える! 未来をつなぐ10の問い」。「イノベーション・ハブ・ひろしまCamps」を運営する広島県の方から、「市民の方と一緒になって、これからの社会を考え・発信する場を持ちたい」と編集工学研究所にご相談をいただいたことがきっかけでした。

 

■ 「未来をつなぐ10の問い」プロジェクト キックオフムービー

「広島から考える! 未来をつなぐ10の問い」は、市民参加型の「問いを創造・発信するプロジェクト」として、広島県のCampsと東広島市の「東広島イノベーションラボ ミライノ」が共に構想した2拠点合同プロジェクトです。約4カ月にわたる対話を経て取りまとめた「問いマップ」をもとに、この春、本格始動に向けてキックオフしました。


ここまでの道のりと、2022年3月に開催したキックオフイベントの模様をお届けします。

 

 

 

■ これまでの活動成果と「ひろしま10の問いマップ」

2021年度はワークショップをシリーズ開催し、本と対話の力をかりて思考を深めました。共読や交わし合いを通じて、更なる探究の起点となる良質な「問い」を見つけることで、既存の枠組みに捉われない未来像を描きます。

こうして生まれたたくさんの問いを、編集工学研究所では「未来をつなぐ10の問い」に編集し、「問いマップ」を仮置きしました。

 

3月のキックオフイベントではこの「問いマップ」を囲み、改めて自分たちの問いと深く向き合いました。参加者からは、「本と対話という仕組みのおかげで、普段は人と交わさないような深い話が抵抗なくできました。対面で会うのは今日が初めてだけれど、ずっと知っている人たちのような気がします」という声が聞かれました。

 

「広島から考える! 未来をつなぐ10の問い」マップ

 

プロジェクトは、2022年度以降も継続予定です。「未来をつなぐ10の問い」を土台として、今を問いなおし未来を描き出す活動が、広島でいよいよ加速します。

関連 TOPICS