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ほんのれん旬感ノートvol.19「疲れてちゃダメ?」

編集工学研究所と丸善雄松堂が提供する更新型ライブラリー、ほんのれん

広島県イノベーション・ハブ・ひろしまCampsポーラヒューマンリンク株式会社など、導入いただいた団体に、毎月「旬な問い」と「5冊の本」「旬感ノート」などをセットにしてお届けしています。

 

編集工学研究所のメンバー仁禮洋子、山本春奈らが「ほんのれん編集部」として、毎月「旬感ノート」の編集制作を担当。さらにPodcastでは「ほんのれんラジオ」を配信。ニュースサイト、Business Insider Japanでの連載、スマートニュース+での連載などでも発信しています。

 

疲れてちゃダメ?

Vol.19(2024年10月)の問いは、”疲れてちゃダメ?” です。

 

今月のEditor’s Note

カラダの言い分

現代は、疲労社会だ。2023年の調査によると、働く日本人の8割以

上が疲れている。労働はいつの世にもあるけれど、現代人はなぜこう

も疲れているのか? そもそも疲れてちゃダメなのか?

「お疲れ様」は、労働や努力に対して、感謝や敬意を示すための、日本

独特の言葉だ。「疲れ」の語源は「尽くす」だという説もあるが、「お

疲れ様」は、「“尽くし”てくれたあなた様」へのねぎらいなのだろう。

野口整体の創始者・野口晴哉は、「風邪を引くと体が整う」と説く

P11、旬感本2冊目)。体質や日々の習慣によって偏った体が自ら治って

いく過程が風邪であり、凝りや疲れは健康を保つ上での大切な要素で

もあるという。

私たちは自分のカラダを知っているようで実は案外知らない。とき

には驚きを持ってカラダの声に耳を傾け、「疲れ」ともしっかりと対話

する時間があってもいいのでは。5冊の旬感本を通じて、「疲労」と

の付き合い方をアップデートしてみよう。まだ見ぬ力の源が、

「疲れ」の陰からひょっこり顔を出すかもしれない。

                    (編集長・仁禮洋子)

 

今月の旬感本5冊

「疲れてちゃダメ? 」を考える手すりとして選んだ、5冊の旬感本はこちら。

 

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